音声よみあげ

配色変更

文字サイズ

  • 標準
  • 拡大

院長あいさつ

  1. HOME
  2. 当院について
  3. 院長あいさつ
北海道立北見病院 院長 井上 聡巳

当院は北見・網走・紋別地区の結核医療を担うべく、昭和27 年北海道立北見療養所として開設され、その後心臓血管外科・人工透析・循環器科・呼吸器科などの医療を行って来ました。平成28年8月には地方センター病院である北見赤十字病院の隣地へ移転し、オホーツク圏域における高度・専門医療の提供体制を更に充実させるため、平成30年4月より北見赤十字病院を指定管理者とする指定管理者制度を導入いたしました。病床数は70 床と規模は大きくありませんが、循環器疾患および呼吸器疾患に対する専門医を擁し、専門特化した病院として機能させております。

循環器においては、心臓血管外科を有し、通常の開心術だけでなく低侵襲心臓弁膜手術やステントグラフトによる低侵襲血管手術などを行っています。また、循環器内科では従来の循環器疾患の検査、治療に加え、心房細動のカテーテル治療や植え込み型除細動器による治療が可能となり、北見赤十字病院循環器内科とも協力して最新の治療を行っています。

 

呼吸器についても呼吸器専門の医療機関として、悪性腫瘍に対する化学療法や慢性閉塞性肺疾患やぜんそくの入院治療、在宅酸素療法などを進めています。また、人工透析施設を有し、透析導入・維持のみならず、シャントの作成、外科手術、内科治療など、透析患者の治療も充実させております。

 

平成30年10月からは北見赤十字病院の協力を得て、リハビリテーション部門を創設し、心臓、呼吸器のリハビリテーションを行うことができるようになりました。今や医療は驚くべき速さで進歩しています。新しい医療機器、新しい治療法などが次々に登場しているなかで、当院は北見赤十字病院と高度に連携し、最新・最良の医療を提供し、地域完結型とすることを心がけております。

 

今後とも、住民の皆様がこの地域で安心して生活して頂けるよう、当院の医療機能を最大限に発揮して、安全で良質な専門医療を提供するために、更に努力を重ねて参りたいと存じます。

 

当院に対し、皆様方の更なるご協力とご指導をお願い申し上げます。

北海道立北見病院

院長 井上 聡巳