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リハビリテーション課

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当院のリハビリテーション課

リハビリテーション室

2018年10月1日にリハビリテーション課が新規に開設されました。       リハビリテーションとは、病気やケガなどでいろいろな障害を持った方に対してその障害を可能な限り回復させ、残された能力を最大限に高め、身体的・精神的・社会的に生きがいのある生活を送れるように援助する専門的な技術をいいます。 私たちは障害を持った方の機能回復の支援をするとともに新たな生活を考え、社会復帰までご支援させていただく良きパートナーでありたいと考えています。 また、2022年1月より北見赤十字病院と連携し、土日祝日を含めた365日リハビリテーション体制を構築することができました。

リハビリテーション室

施設基準

  • 心大血管リハビリテーション料(Ⅰ)

  • 呼吸器リハビリテーション料(Ⅱ)

スタッフ構成

  • 理学療法士 3名
    (他に北見赤十字病院より理学療法士7名、言語聴覚士3名勤務)

  • 心臓リハビリテーション上級指導士 1名

  • 心臓リハビリテーション指導士   2名

  • 循環器認定理学療法士       3名

  • 心不全療養指導士         2名

  • 運動器認定理学療法士       1名

  • 発達障害認定理学療法士      2名

  • 3学会合同呼吸療法認定士     1名

心臓リハビリテーション

心臓リハビリテーションとは

自分の病気のことを知ることから始まり、患者様ごとの運動指導、安全管理、危険因子管理、心のケアなどを総合的に行うものです。医師、理学療法士、看護師、薬剤師など多くの専門医療職が関わって、患者様一人ひとりの状態に応じたリハビリプログラムを提案、実施します。

当院の心臓リハビリテーション

当院では心臓血管外科、循環器内科の患者様を対象にリハビリテーションを行っています。心臓手術後の患者様に対しては手術前から理学療法士が介入し、身体機能、生活状況など術前の体の状態を評価します。手術後は十分な安全管理の下で運動を行い、患者様が体力や身体機能を向上させ、早期に社会復帰できるようにリハビリテーションを提供します。

心肺運動負荷試験(CPX)

2022年3月より心臓手術を受けられる患者様を中心に、術前・術後とCPXを実施し、各人にあった適切な運動強度でのリハビリテーション、退院指導を実施します。
CPXとは、心電図、血圧、呼気ガスを測定しながら自転車を漕ぐことで、肺、心臓、筋肉を含めた予備能力を測定する検査です。

呼吸リハビリテーション

呼吸リハビリテーションとは

呼吸リハビリテーションとは、呼吸器に関連した病気を持つ患者が、可能な限り疾患の進行を予防あるいは健康状態を回復・維持するため、医療者と協働的なパートナーシップのもとに疾患を自身で管理して、自立できるよう生涯にわたり継続して支援していくための個別化された包括的介入です。
呼吸器疾患の病期は多岐に渡りますが、身体機能、生活状況などを評価し、早期に自宅退院や社会復帰できるようリハビリテーションを提供します。

臨床認定カリキュラム教育機関

2022年度より新たに認定理学療法士臨床認定カリキュラム教育機関が始まりました。認定理学療法士の新規取得にあたり、全国各地に設置された教育機関で定められた講義を受講することが受験資格要件となりました。
臨床認定カリキュラムは、「必須科目」と「選択科目」に分かれています。必須科目は15コマあり、選択科目は5コマ以上を実施する必要があります。循環器認定理学療法士臨床認定カリキュラム教育機関は全国に11施設と希少で、この度、当院も認められました。今後、規模を拡大し、有能なセラピストの育成に貢献していく所存です。

メッセージ

私たちリハビリテーション課は患者様が心身ともに十分回復できるように専門性を発揮しつつ、患者様に対して幅広い関心を持って努めます。
患者様はもちろんのこと、多職種とのチームの中で信頼していただける知識、技術、コミュニケーションが実践できるセラピストでありたいと思っています。
患者様によって目標、ゴール設定は違うため、患者様一人ひとりに合ったリハビリテーションを提供しています。