呼吸器内科の紹介外来について
呼吸器内科は令和6年7月から完全紹介外来としております。
詳しくはこちらをご覧ください。
初診の患者さんは、地域の医療機関にて受診をお願いいたします。
当院での診療が必要となりましたら、当該医療機関からの紹介にて受診いただくこととなります。
ご理解、ご協力の程よろしくお願いいたします。
呼吸器内科について
気管支喘息・COPD(慢性閉塞性肺疾患)では吸入や内服はもちろんの事、難治性喘息患者への生物学的製剤の導入を積極的に行っております。特発性間質性肺炎・膠原病関連間質性肺炎・サルコイドーシス・過敏性肺臓炎・慢性好酸球性肺炎などのびまん性肺疾患の管理治療を行っています。診断時には、旭川医科大学病院と連携し、経気管支的クライオ肺生検や外科的肺生検の依頼、MDDカンファレンスを開催する場合もあります。
高度慢性呼吸不全の患者においては在宅酸素療法の導入・管理を積極的に行っています。睡眠時無呼吸症候群の検査および、人工呼吸管理療法を行っています。細菌性肺炎への抗生剤治療や肺結核症への対応も行っています。肺がんをはじめとする呼吸器悪性腫瘍に診療においては、高分解能CTや気管支鏡での検査を積極的に実施しております。EBUS-GS、EBUS-TBNA、EUS-B-FNA、EBUS-UTを取り入れ、確実な早期診断を図るとともに、全例で鎮静(眠った状態での検査)を実施する事で患者さんの負担を軽減する工夫をしています。
抗がん剤の投与に際しては、入院だけでなく外来治療も行っており、体調に応じた治療方法を提案しております。また、近隣の医療機関とも連携し、終末期医療にも対応しています。また全ての領域において、リハビリテーションやワクチンでの感染症予防も含めた総合的な診療を心かげています。
オホーツクの呼吸器疾患の診断・治療における中心的な役割を果たせるよう、学術的研鑽も積極的につみ、患者さんに還元できるように努力しております。